イベント/公開シンポジウム(2018.11.9)

講演①化学センサ

講演①化学センサ

「超高感度、微量化学センサに向けた界面設計、材料技術開発」
 丹羽修氏(埼玉工業大学 教授) 

 

 IoTセンサ実現に向け、化学物質やバイオマーカーを測定するためには、濃度の比較的濃い血液などの試料に代わり、非侵襲的にサンプリングできるバイオガス、汗、唾液などに含まれる低濃度のマーカーのセンシングが必要である。そのように微量で高感度なセンシングには、新規なナノ材料の創出や界面の構築材料開発、構造設計技術の確立が重要になる。本講演では、低ノイズで優れた検出限界を示すナノカーボン電極材料や、バイオマーカーを高いS/N比でセンシング可能な界面構築材料の開発や界面構造設計技術、バイオセンサの長期連続測定が可能となる界面修飾などについて紹介する。

「弾性表面波デバイスを用いたバイオセンサ」
 谷津田博美氏(日本無線株式会社)

 

 デジタルイノベーションにより展開されている Internet of Things (IoT) と同じく、医療の世界でも Internet of Medical Things (IoMT) が活発に検討されている。少量のサンプル(血液、尿、唾液等)で迅速検査が可能な小形測定装置が実現できれば、インターネット接続による遠隔医療により、患者は病院や、病院での長い待合時間から解放されることが期待される。小形迅速測定装置の実現のために、無線通信装置で広く使われている電子部品である弾性表面波デバイスとバイオ技術を融合することで、特徴あるバイオセンサの開発を行っている。ここでは、その原理と応用について述べる。


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